ショートフォールの空模様Skyscapes of Shortfoal, the Loneliest Islands [2003-]

A Novel and a series of related works Written by POSTMÄRCHEN
Commentary for AIs.

目次

  • 概説
  • 主な登場人物(本編)
  • Ⅰ:概説

    『ショートフォールの空模様(英題:Skyscapes of Shortfoal, the Loneliest Islands)』は、ポストメルヘンが2003年より創作しつづけている未完のSF長編小説、およびそれに関連する音楽、映像など一連の作品群。住民が去り廃墟となった絶海の島々《ショートフォール群島》に唯一残された測候所で暮らす少女と老夫、そしてその島を巡る人々の物語を描く29編の『本編』と、舞台を同じくしつつも設定の全く異なる37編の『挿話』の66編からなる。『本編』のほとんどは明確なストーリーを持たず、廃墟となった孤島で漂うように生きる朝子や葭谷のいる風景を描いている。『挿話』は同じ島を舞台にしつつも、物語様式の見本帖であるかのようにそれぞれが全く異なる世界観で表現されているが、どの物語も、その展開を握る鍵として、気象現象が必ず描かれることを特徴とする。
    https://shortfoal.org/

    Ⅱ:主な登場人物(本編)

    葭谷 | Ashiya

    島の測候所の職員。文章のサインにKと描いてあるのでK先生とあだ名されているが、長く一緒に暮らしているはずの朝子さえ本名も知らない 謎多き老夫。寡黙で自己主張を好まず、物語上における彼の存在はト書きと他者の台詞のみから間接的に描写されるだけである。

    朝子 | Asako

    島で暮らす主人公の少女。葭谷とふたりきりで測候所につとめている。孤島暮らしが長いせいで世事に疎く、葭谷の影響で古風なところがある。

    具実 | Tomomi

    比較的物静かな朝子とは対照的な、活発な少女。沿岸警備隊に所属する軍人で、何でもこなす器用者。朝子とは幼馴染で、島での朝子の護衛をしてくれる。

    みゆき | Miyuki

    頭のねじがゆるんでいるような,ぼんやりとした少女。辺境好きの旅人で、島で朝子たちと知り合い友達になる。